足のしびれが続く場合について|考えられる原因と、まず確認したいこと
足のしびれが数週間以上続くとき、考えられる原因は腰の神経の圧迫、お尻の筋肉、血流、糖尿病などの内科的な病気までさまざまです。しびれの出方による見分けの目安、医療機関で確認すべきしびれ、日常でできることを、足立区扇の清水接骨院の院長(柔道整復師)が解説します。
監修:清水接骨院 院長 清水 正尊(柔道整復師)

この記事の要点
- 続く足のしびれの原因は、腰・お尻の神経の通り道、血流、内科的な病気など多岐にわたる
- 片側か両側か、どの範囲か、姿勢で変わるか、冷えを伴うかが見分けの手がかりになる
- 左右対称のしびれ、急に出た片側の脱力、脚の冷え・色の変化は医療機関での確認が必要
「そのうち治る」と放置していませんか
足のしびれは、痛みほど切実に感じにくいため、「そのうち治るだろう」と放置されがちです。しかし、数週間以上続くしびれには理由があり、原因によっては早めの対応が必要なものもあります。
この記事では、続く足のしびれで考えられる原因と、まず確認したいことを整理します。
考えられる原因
腰の神経の圧迫
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などで、腰で神経の根元が圧迫されると、その神経が担当する脚の範囲にしびれが出ます。多くは片側で、前かがみや座位で強くなる(ヘルニア)、歩くと強くなり前かがみで楽になる(脊柱管狭窄症)といった姿勢による変化があります。
お尻の筋肉による神経の刺激
お尻の深部の筋肉(梨状筋など)が硬くなり、その近くを通る坐骨神経を刺激するものです。座り続けると強くなる、お尻の奥を押すと響くのが特徴です。詳しくは坐骨神経痛でお尻が痛む理由をご覧ください。
太ももの外側の神経の圧迫
太ももの外側だけがしびれる場合、股関節の前側で皮膚の神経が圧迫されている(外側大腿皮神経障害)ことがあります。きついベルトやズボン、長時間の立位、体重の増加などが関わります。
血流の低下
ふくらはぎや足先の血流が下がると、しびれや冷えとして感じられます。筋肉の硬さによる一時的な血流低下と、動脈硬化による血管の病気(閉塞性動脈硬化症)は区別が必要です。後者は脚の冷えや色の変化、傷の治りにくさを伴い、早期の治療が重要です。
内科的な病気
糖尿病による神経障害は、両足の先から左右対称にしびれが始まり、徐々に上に広がるのが特徴です。そのほか、ビタミンB群の不足、甲状腺の病気、アルコールの影響、脳や脊髄の病気などでもしびれが起こります。
見分けの手がかり
- 片側か両側か:片側なら腰やお尻の神経の圧迫が多く、両側で左右対称なら内科的な原因を考える
- どの範囲か:お尻から脚の裏側なら坐骨神経、太ももの外側だけなら皮膚の神経、足先から広がるなら神経障害の可能性
- 姿勢で変わるか:座る・前かがみ・歩くで変わるなら腰やお尻由来のことが多い
- 冷えや色の変化を伴うか:伴うなら血管の病気の可能性
これらはあくまで目安です。確定的な判断は医療機関の検査によるものです。
医療機関で確認すべきしびれ
急に出た片側のしびれや脱力は、時間との勝負になる病気の可能性があります。ためらわず救急要請を含めた対応をしてください。
日常でできること
- 長時間の座位を避け、30分に一度は立ち上がる
- 腰からお尻、脚を冷やさない
- ふくらはぎを動かす(つま先立ち、足首の曲げ伸ばし)
- きついベルトやズボンを避ける
- 足の感覚が鈍いときは、段差や夜間の移動、熱い湯たんぽなどによるやけどに注意する
しびれへの清水接骨院の考え方
腰やお尻の神経の通り道が関わるしびれに対して、清水接骨院では通り道の筋肉の緊張をやさしくゆるめ、骨盤や股関節のバランスを整える施術を行います。しびれの場所を強くもむことはありません。内科的な原因や血管の病気が疑われる場合は、施術より先に医療機関での確認をお勧めします。
詳しくは足のしびれのページをご覧ください。
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の症状の診断や治療効果を保証するものではありません。症状が強い場合や長く続く場合、しびれや筋力低下、排尿・排便の異常などがある場合は、医療機関を受診してください。
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