腰痛とストレス・睡眠の関係|痛みを強く感じやすくなる仕組みと対処法
腰痛とストレスの関係を、足立区扇の清水接骨院が分かりやすく解説します。睡眠不足で筋肉が緊張する仕組み、動かないことで痛みが長引く悪循環、気分の落ち込みが強いときの受診の目安までご紹介します。
監修:清水接骨院 院長 清水 正尊(柔道整復師)

この記事の要点
- 痛みは身体の信号と脳の受け取り方の両方で決まると考えられています
- 睡眠不足や緊張が続くと筋肉がこわばり、腰の負担が増えやすくなります
- 痛みを恐れて動かない期間が続くと、かえって長引きやすいとされています
- 気分の落ち込みや不眠が強い場合は、まず医療機関へご相談ください
「検査では大きな異常はないと言われた。それなのに腰が痛い」。そんなお話を、足立区扇の当院でもよくお聞きします。原因がはっきりしないと、不安はいっそう強くなるものです。
実は、腰の痛みの感じ方には、身体の状態だけでなく、気持ちの張りつめ具合や睡眠の質も関わっていると考えられています。忙しさが続いた時期や、眠れない日が重なった時期に痛みが強まる。そう感じたことのある方は少なくありません。
ここでは、腰痛とストレス・睡眠の関係について、一般の方向けに整理してご説明します。あわせて、日常で見直せる点と、医療機関にご相談いただきたい目安もお伝えします。
痛みは「身体の信号」と「脳の受け取り方」で決まる
痛みというと、傷んだ場所から出ている信号そのものだと思われがちです。しかし実際には、その信号を脳がどう受け取るかで、感じ方が大きく変わるとされています。
たとえば、試合中の選手がけがに気づかないことがあります。逆に、不安な気持ちで過ごしていると、軽い張りでも強い痛みに感じられることがあります。これは気のせいではなく、痛みを伝える仕組みの働き方が変わるためだと考えられています。
緊張や不安が続くと、痛みを抑える側の働きが弱まりやすいとも言われています。つまり、同じ状態の腰でも、心身の状態によって感じ方が変わりうるということです。
痛みが長引く背景については、腰痛が長引く原因とは?痛みが続く5つの理由と見直したいこともあわせてご覧ください。
ストレスが続くと身体はどう変わるか
緊張状態が続くと、身体は無意識に力が入りやすくなります。肩がすくむ、歯を食いしばる、呼吸が浅くなる。こうした変化は、多くの方に見られます。
呼吸が浅くなると、体幹を支える筋肉がうまく働きにくくなると考えられています。その結果、腰の周りの筋肉だけで身体を支える形になり、負担が集まりやすくなります。
また、忙しい時期は座りっぱなしの時間が増えがちです。同じ姿勢が続くこと自体も、腰への負担につながります。
睡眠不足と筋肉のこわばり
眠っている間は、身体の回復が進む時間帯とされています。睡眠が足りないと、日中にたまった筋肉のこわばりが残りやすくなると考えられています。
さらに、痛みがあると眠りが浅くなり、眠れないことでまた痛みを感じやすくなる。この行き来が続くと、つらさが抜けにくくなります。
睡眠の質を整えるためには、次のような点が挙げられます。
- 就寝前のスマートフォン操作を短くする
- 湯船につかって身体を温める
- 起きる時間をなるべく一定にする
- 寝返りが打ちやすい寝具を選ぶ
寝る姿勢そのものが気になる方は、腰痛と睡眠姿勢|腰に楽な寝方と寝具の選び方も参考になさってください。
「動かない」ことで起きる悪循環
痛みが怖くて動かない。この気持ちはとても自然なものです。ただ、安静が長く続くと、筋力や関節の動きが落ちやすくなります。
動きが落ちると、少し動いただけで負担を感じるようになります。すると「やはり動かないほうがよい」と感じ、さらに動かなくなる。こうした流れが、痛みを長引かせる一因になると考えられています。
大切なのは、痛みの強い時期を過ぎたら、無理のない範囲で少しずつ動かしていくことです。急性期と慢性期では考え方が変わりますので、慢性腰痛とは?急性腰痛との違いと、長引く痛みとの付き合い方もご覧ください。
今日から見直せること
- 130分から1時間に一度は立ち上がり、腰を軽く動かす
- 21日10分でも、無理のない範囲で歩く時間をつくる
- 3息を長く吐く呼吸を、寝る前に数回行う
- 4「痛い=壊れている」と決めつけず、できる動きを数える
- 5予定を詰め込みすぎず、休む時間をあらかじめ確保する
どれも小さなことですが、続けることで身体の緊張がゆるみやすくなると考えられています。効果には個人差がありますので、ご自身の感覚を確かめながら進めてください。
医療機関にご相談いただきたい目安
清水接骨院での考え方
当院では、痛む場所だけを見るのではなく、姿勢・関節の動き・筋肉の緊張・足元の荷重といった身体全体を確認します。そのうえで、負担が集まっている理由に働きかけていきます。
手技は、強く押したり無理に身体を鳴らしたりしないソフトなものです。緊張が強い方ほど、身体がこわばりやすい傾向があります。まずは力が抜けやすい状態を目指します。
施術後には、生活の中で気をつけたい点やセルフケアをお伝えします。必要に応じて、足の測定(フットプリント)やインソールのご相談もお受けしています。セルフケアの考え方は腰痛時のセルフケア|自宅でできること・時期に合わせた考え方にもまとめています。
医療機関での確認が必要と判断した場合には、施術を行わず受診をおすすめしています。
長引く腰の痛みでお困りの方は慢性腰痛のページを、腰の痛み全般については腰痛のページをご覧ください。清水接骨院は日暮里・舎人ライナー高野駅から徒歩5分、扇大橋駅から徒歩6分です。完全予約制で、施術はすべて院長が担当いたします。
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の症状の診断や治療効果を保証するものではありません。症状が強い場合や長く続く場合、しびれや筋力低下、排尿・排便の異常などがある場合は、医療機関を受診してください。
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コラム一覧参考情報
このページの一般的な説明は、公的機関・学会が公開している次の情報を参考にしています。症状の判断や診断については、医療機関にご相談ください。
- 腰痛/ 公益社団法人 日本整形外科学会「症状・病気をしらべる」
- 変形性脊椎症/ 公益社団法人 日本整形外科学会「症状・病気をしらべる」
- 腰椎椎間板ヘルニア/ 公益社団法人 日本整形外科学会「症状・病気をしらべる」
最終確認日:2026年8月31日



